SYMMETRIC Web開発ブログ
レスポンシブWebデザイン、CSSフレームワークなど、Webフロントエンド開発に関するBLOGです。
※SYMMETRIC公式BLOGと統合し、ブログ名称を変更しました

全てのサイトでスマホ最適化しよう

PCスマホ変換を開発手法の1つとしてコスト&スピード重視で検討している多数のユーザー群と、少数ではあるがもう1つ別のユーザー群がいます。それは、PCスマホ変換を全てのサイトをスマホ最適化する方法として検討しているユーザー群です。

img_main_w640

今やWebサイトは企業内に無数に存在しています。シンメトリックのようなニッチなミドルウェアを開発販売している20人に満たない企業でさえ、製品やその開発者サイトや社内システムなど大小40以上のWebサイトがあります。そして、そのほとんどでスマホサイトがあったらな…と少なからず考えています。いわんや大企業においては、無数のサイトが運用されており、その大多数のサイトでスマホ化が検討されている、もしくはされるだろうと想定されます。

Webサイト自体は、様々な事業の中で必要に応じて作られてくるもので、歴史的背景がそれぞれ異なり、システム特性もバラバラです。そのような状況で、スマホ化についてもそれぞれの事情の中で行ってしまえば、企業の全体最適性が損なわれかねません。

スマホ対応が企業全体として不可避ならば、企業内の全てのWebサイトに適用可能で、高品質かつスピーディで低コストである方法を導入すべきです。その方法とは、既存のWebサイトに一切手を加えずに、それぞれのサービスが求める品質を確保できることが必須要件となるため、PCスマホ変換が有力候補の1つになります。

実はこれが、シンメトリックのジーンコードの設計思想で実現しようとしている課題なのです。プロキシサーバーとして動作するオンプレミス製品での提供は、ジーンコードを多くのサイトに適用して無制限で使えるようにすること、変換開発スキルを社内で共有して開発・運用コストを下げることを狙っています。サーバーでありながらJavaScriptでの開発を可能にし、開発ツールも同時に提供しているのは、必要な開発スキルを下げることで、開発ノウハウを多くの人で共有してもらうためです。

スマホ対応の為にサーバーを設置して製品を導入・運用することは、小規模な1サイトでは採算が合わないかもしれません。しかしながら、数多くのサイトへ対応をしなければならない大企業や大規模サービスにとって、非常にリーズナブルな解答となるはずです。

現に我々の顧客の一部では、1つ目の成功を皮切りに次々とスマホ化を推し進め始めています。PCサイトの事情に左右されず、使うほどにコストが薄まるライセンス方式だからこそのメリットを、大いに感じて頂いています。

bnr_bottom_gc_blue

Page Top