レスポンシブWebデザイン、CSSフレームワークなど、Webフロントエンド開発に関するBLOGです。
※SYMMETRIC公式BLOGと統合し、ブログ名称を変更しました

スマホ入力フォームを最適化する4つの方法 (後編)

スマホ版:入力フォーム改善メソッド(後編)

「スマホ版:入力フォーム改善メソッド(後編)」です。
今回は入力エラーを未然に防ぐ4つのメソッドを解説し、スマホサイトのフォーム離脱を防ぐUI改善施策(EFO)を紹介します。

▼前回の記事はこちらから
スマホ版入力フォーム改善メソッド(前編)〜膨大な項目数と情報量をもつ入力フォーム〜
/archives/647

【いますぐチェック!】入力エラーを未然に防ぐ4つのメソッド

スマートフォンなどのタッチデバイスは、指で直感的に操作できる一方、タップ領域がPCとは異なるため細かな操作が苦手です。
フォームに関してはその影響が顕著です。誤タップによる入力エラーや、ユーザー負荷が高い選択項目を設けてしまうことで、ユーザーのページ離脱に直結することもしばしば。高いコンバージョン率を達成する為には、デバイスの特性に沿ったUIを選択することが重要です。
UIの見直しでユーザーストレスを軽減し、快適かつ的確な情報入力を促しましょう。

1.タッチエリアを調整しよう

1.タッチエリアを調整しよう

ボタン領域が小さかったり要素同士が隣接しすぎると、スピーディーな入力をすることは不可能です。タッチエリアを意識し余白や横幅を調整するだけで、選択項目の誤タップを大幅に改善することができます。

2.テキスト入力をなるべく減らそう

2.テキスト入力をなるべく減らそう

スマホでの文字入力は、PCに比べると大幅に時間がかかります。スマホサイトの入力項目は、なるべくテキスト入力は無くす事を意識しましょう。「生年月日」や「都道府県」など、値が固定できるものはプルダウンで選択させることでエラーを未然に防ぐことができます。

3.radioボタンをカスタマイズしよう

3.radioボタンをカスタマイズしよう

PCサイトで頻繁に使用されるradioボタンも、スマホサイトだと視認性が悪く、タッチエリアも統一されていないため使い勝手がよいUIとはいえません。
radioボタンはボタン化し、よりスマホライクに変身させましょう。

3.radioボタンをカスタマイズしよう

項目数の多いradioボタンの場合、selectボックスとして配置すれば表示エリアのボリュームダウンにもつながりますよ。

4.入力ボックスには適切な入力モードを設定しよう

4.入力ボックスには適切な入力モードを設定しよう

スマートフォンでは、入力ボックス毎に入力モード(typeプロパティ)が設定できます。
適切なtypeプロパティを指定することで、デフォルトで立ち上がるキーボードを固定できます。これにより半角 or 全角のような基本的なエラーも意識せずに回避することができます。

入力フォームUI最適化の成功例

前編〜後編にわたって入力フォームのスマホ最適化について解説しました。では、これらの内容を網羅した入力フォーム最適化の2つの成功例をご紹介します。

ページ分割でユーザーストレスを軽減!SBI損保「自動車保険見積もりお申込みサイト」

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ページ分割を効果的に使用
入力項目数の多さを感じさせない簡潔で分かりやすい入力フォーム
https://www.symmetric.co.jp/genecode/customers/sbi/

UI改善でコンバージョン率2.4倍UP!セゾン自動車「おとなの自動車保険」

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統一性のあるUIと効果的なモーダル表現でフォーム全体の入力エラーを回避
テキスト入力が無いまま試算結果まで遷移できるのも◎
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どんなに綺麗なサイトを作っても、フォームで離脱されては意味がありません。
あなたのサイトのフォームで離脱率が高いようなら、フォームの内容に問題があることは明らかです。
今回のフォーム最適化でUIを見直してみてください。

スマホサイトのUI改善、どうぞお気軽にお問合せください。

弊社の製品である「ジーンコード」を使用すれば、これらのUI変換も容易に行うことができます。
スマホサイトのUI改善にお悩みなら、ぜひ一度弊社までご相談ください。

ウェブサイトのスマートフォン対応はPCサイト変換で|GeneCode(ジーンコード)
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